由加山村33観音石仏タイトルに戻る

由加山村33観音石仏1−3

1番から3番は、由加山南方の山の中にありました。どうしてここに・・・?と思ったのですが、調査するにつれて、東の玉野市長尾方面から由加をめざす遍路道が2つに枝分かれし、その一方の南ルートということがわかりました。今で言うと玉野市長尾から県道62号(旧道)で倉敷市に入った池のところ(30番があります)から西に別れ、32番を越えて、山中を西へ進み、平野という集落へ達するルートです。この平野の入り口が1番で、ルートはさらに西へ、南の児島田の口からの南参拝道に合流します。
 1〜3番はこのルート沿い、もしくはルート沿いの古い神社跡に配置されていました。
 1番平野集落の東の入り口あたりです。谷になった北側に巨石があり、その前の舟形部分約1mの大きなものです。台石は「第1番 如意輪観音 奥野屋太郎」と読めます。前には井戸があり、今も使われている様子。「目の水」と言われて、けっこう有名だそうです。下は池で、昔からの水場のようです。地名は今は「倉敷市児島白尾」ですが、以前の小字は「平野」と言ったようです。

 2番平野集落の中央あたりから、北の山へ上がります。巨石群に抱かれた2番で、巨石信仰以来の聖地と思われます。上り口に2つの石柱があり、かってはここに「金毘羅さん」が祭られていたそうです。

 3番は、1,2番から西へ約1キロ。児島田の口からの現在の主要道を越え、池の跡のところから北の山に上がります。頂上近くに石柱があり、そのすぐ奥にあります。横に祠がありどうやらここも古い神社跡のようです。