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ミステリーツアー・伊豆と東京編・下

屈指のホテルグループのジュニアスイートルームと全室オーシャンビューリゾートに泊まる、ミステリーツアー」(阪急交通社)という長ーーい長ーーい名前のツアー   後半です。

 二日目の最初は「白浜神社」

 私たちの感覚では「えっ、和歌山県??」なのですが、東伊豆の南部、この前行った下田の手前に、それは素晴らしい白砂の海岸があり、そこの神社でしたのです。
 これまで羽田からずっと東京湾や相模湾の海岸の、黒い海岸線ばかり眺めさせられてきた私には「えっっっ!!!どうして?」と思う不思議さでした。この不思議さ、伊豆半島の成り立ちを説明した看板を見るまで続きました。  


 ちょっと見にくい写真ですが、伊豆半島って大昔は日本列島の下に潜り込んでいるフィリッピン海プレートの、日本よりはるか南にあった海底火山の集まりだったのです。
 そのころに噴火が続き、海底で噴火物の白い砂の層が形成されて、やがて海上に顔を出し、日本列島にぶつかるころには、今の伊豆半島になっていた・・・。
 そしてその南部にあった「白浜層群」という白い砂の層が、この白浜神社一帯に顔を出している・・・という説目のようです。すごいお話ですねー。   納得・・・???

展望の良い 『十国峠』

 二日目は、朝風呂(赤沢日帰り温泉館)に入った後、北伊豆をひたすら走って、最後はケーブルカーで上がって、着いたところはとある?山の頂「十国峠」というところでした。なんでも周囲の展望がよく、昔の10カ国と5島が見えるとか。

 えーと、まずは伊豆、相模、安房(おっと阿波でない!)、上総、下総、遠江、駿河、信濃、甲斐。なるほど10カ国?なのだが?
 山また山で、周りを見ても確かに展望はいいのですが、地理不案内の私には確認は無理??

 ま、最後にケーブルカーに乗った時、やっと富士がちょっと顔を出したので、良しとしてしまいました。

 このあとは、ひたすら東京へ。上編の「リーガロイヤルホテル東京」「たん熊北店」へと続きます。

おっと『築地』へも行きました

 最後の一日。東京をなんか所か周りました。昼ご飯はあの築地の有名寿司店。でもこのレポートは省きまして、無くなった?ことになっている「築地(市場)」レポートです。
 少し前、築地市場は反対を押し切って「豊洲」へ移転したというニュースを何回も見ましたが、さてどうなったでしょう?
 結論は「築地は生きていました」というところでしょうか。大勢の人でごった返し、歩くのにも苦労するありさま。やっぱり「場所」の魅力なんでしょうか?凄い、すごい、またすごい!!!!

 旧築地市場の卸市場は豊洲へ移転したようですし、確かにシャッターのしまった店も少なくありません。しかし場外市場や観光客相手のお店たちはしっかり残り、さっきお昼を食べた某寿司店などはお店をどっと増やし、連日観光客でごった返している・・・。
 世のなか捨てたもんじゃあないですねー???

最後は『トルコの』モスク。東京ジャーミー 

今回の旅行、最後の観光地は、日本最大のトルコのモスク(イスラム教の教会)。正式な名称は「東京ジャーミー・トルコ文化センター」。
 私たちには馴染みのないイスラム教。それが東京に?。場所は東京のど真ん中、代々木上原・・・。
 なんでも最初の設立は、1917年(大正時代)のロシア革命後の内戦で迫害され、ロシアのカザン州から日本に避難してきたトルコ系民族タタール人(うん、これは少し知っているような?)だとか?。
 


 まずは最初の「多目的ホール」で、案内の方に説明を受けることに。
 この方、なぜか岡山県津山市出身の方で、饒舌そのもの。歴史を一通り説明していただきました。



 2階に上がると、見事な天井を持つ「モスク」。私たちはどうしたらいいのかウロウロ・・・。
 先の案内の方は、まだまだお土産を買うとかしてほしかったらしいですが、みんなは慣れないイスラム。さっさと退散してしまったような??

 というわけで、今回の「ミステリーツアー」、あと羽田空港から岡山空港まで、さっさと帰ってしまいました。・・・・・とか??