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大山スカイラインと美保神社

 伯耆富士の名のごとく、見事な富士山形に見えます。ここは大山まきばみるくの里です。今日は3年間務めた地区の土木総代の新旧引継ぎ旅行です。「大山スカイラインと美保神社」。鳥取県に来ています。

久しぶりの蒜山大山スカイライン

 岡山県側の蒜山高原から大山鏡ヶ成まで、山の裾を縫って走るスカイラインです。1992年に米子自動車道が開通する前は、よく通った道です。落合から湯原温泉を抜けて蒜山高原へ、そして大山の南西のすそをぐるっと回りこむように、鏡ヶ成までのドライブは素敵な景色が続きます。

 ということで、私もここはほとんど20年ぶりといっていいでしょう。
 最初は鬼女台というところで、間近に大山をながめ、次に到着したのが「大山まきばみるくの里」でした。ふれあい牧場やレストラン等を持つ、レジャー施設ですが、本当にここから見る大山が、まさに絶景なのです。反対側には、少し朝霧で煙っていましたが、弓ヶ浜のカーブが見事な姿を見せています。ここでは一同で写真を撮りながらゆっくりと過ごしました。

漁港の「えびすさん」、美保神社
 懐かしい道を、鏡ヶ成から大山寺を通り抜け、米子へ。さらに弓ヶ浜を経由して島根半島を右へと回り込みます。美保関港へ到着。ここはかって北前船で栄えたころ、1 日1,000隻もの船が出入りしていたと言われるそうです。古い漁港にあるのが美保神社でした。

 右殿に大国主神の子の事代主神、左殿に大国主神の后の三穂津姫命を祀っているそうです。事代主神というのはあの有名な「えびすさん」。ここが事代主系えびす社、全国3000社の総本社だそうです。なるほどこの地としては、大きなお宮さんです。

 お宮を出たところから、かっての美保関の本通り、青石畳通りです。かっては宿屋や廻船問屋が軒を連ねていたそうで、今でもなかなかいい風情です。あちこちで干し魚を並べていました。お土産は、はたはたとめざし・・・となりました。

美保が関灯台での食事
 食事は美保が関灯台に隣接したレストランでした。お昼でしたから、そう豪華とはいえませんが、そこそこおいしかったですよ。

日帰りの気ぜわしい旅でしたが、帰りには「境港おさかなセンター」「お菓子の寿城」などへ寄って、楽しい一日を過ごさせていただきました。(2008,4)