「遊放ぶらり旅」のページへ戻る
ミステリーツアー・伊豆と東京編・上

またまた
 「屈指のホテルグループのジュニアスイートルームと全室オーシャンビューリゾートに泊まる、ミステリーツアー」(阪急交通社)という長ーーい長ーーい名前のツアー、2泊3日でした。

 えっ、ミステリーツアー??行先どこ??。
 3回目だけど(一回目は九州でここ)  行く先が秘密なので、「ミステリー」とか??
 で、送られてきたÅ2版というでっかいパンフレットを頼りに謎解きでした。


 でも、今回はレポートする事情から、最初からコースを明らかにしておきたいと思います。

 1日目:岡山空港 → 羽田空港(以下バス旅行) → 神奈川県大磯・旧吉田茂邸 → 小田原駅前の居酒屋で昼食 → 小田原駅前で2時間の自由時間?? → 伊豆熱川温泉(アタガワオーシャンリゾート)<泊>

 2日目:伊豆・白浜神社 → 赤沢日帰り温泉館 → お昼は『伊豆フルーツパーク』での「シラス釜まぶし膳」 → 十国峠ケーブルカー → リーガロイヤルホテル東京<泊>

 3日目:旧岩崎邸(三菱創業者岩崎弥太郎邸)庭園 → 国立西洋美術館 → 築地「寿司ざんまい」での昼食 → 日本銀行貨幣博物館 → 東京ジャーミイ(トルコ方式のモスク) → 羽田空港 → 岡山空港

 で、今回は私が個人的に気に入らなかった所は「省き」、良かったところだけのレポートにさせていただきます。あしからず・・・・・

今回のハイライト『京料理たん熊北店』での食事でした

 今回のハイライトは2泊目、リーガロイヤルホテル東京、京料理たん熊北店での夕食でした。
 案内されたのは個室とは言えませんが2~3組の静かなお部屋。そこへ和服の若い美女が、しずしずと京料理を一品ずつ運んでこられるものでした。「和風のコース料理」ともいえるお料理。堪能させていただきました。
 はしたない私など、美味しい日本酒をお替りしてしまいましたので、きっと気が遠くなるほど美味しかったのでしょうね。
 いつも「グルメでなく、味がよくわからない」なんて言い訳している私にも、「この雰囲気、お味、絶品なのでは?」と言いたくなりそうなものでした。
 ごちそうさまでした。

リーガロイヤルは「早稲田・大隈庭園」の中でした!

 ところでこの日泊まったのは、「Sランクホテル(阪急交通社基準?)リーガロイヤルホテル東京」でした。
 リーガロイヤルといえば、我が家の近くでは広島店があります?。かって現職時代の会議や最近ではダンスの大会などで何回かお世話になったホテルです。
 ダンスの大会では、「選手の方は、結婚式場の前は避けて、遠回りで試合場へお願いします。」(正装の私たちが通ると、新郎新婦が目立たない??)などというエピソードで印象深いホテルでもありました・・・。
 ところがここは「みやこのせいほく早稲田の森」の地にあるホテル。周り中が早稲田大キャンバスに囲まれた環境も素晴らしいホテルでした。部屋の目の前に早稲田大学の「大隈重信庭園」が広がり、早朝にはゆっくりと散歩させていただきました。
 庶民の私たちには、今までの旅で、一番良いホテルといってもよいかもしれませんですね・・・。
 あー、「たん熊北」も含めて、ここへ泊ったことで、他の日程お予算がが貧しく??なったのだな??  なんて思ってしまいました。

一日目は『熱川温泉』でした

 次のレポートは、初日の宿泊地、伊豆熱川温泉の「アタガワ オーシャン リゾート」という東伊豆、相模湾に面した「絶景の」リゾートホテルです。
 確かに正面に伊豆大島、右側に利島ほかの伊豆諸島・・・・が見渡せる立地、東京の人には「絶景」かもしれませんが、瀬戸内海を普段に眺めている私たちには、「あ、そう?」なんて・・・・。

 おまけに「温泉ファン」ではない私には、「ま、いいホテルで結構でしたね??」

 あ、下記写真、中と右は宿から見えた、伊豆大島と利島ほかです。

大磯の旧吉田茂邸

 ところで今回の旅、初日に羽田空港へ到着してからバスの旅。東京湾岸を川崎から横浜、そして相模湾沿いを西へ西へ。やっと着いたのは大磯でした。そうの、最近の方にはご存じないかもしれませんがあの戦後すぐの元総理『旧吉田茂邸』でした。
 1946年(昭和21年)5月の第一次吉田内閣を手始めに、1954年(昭和29年)12月まで5次にわたって内閣総理大臣を務めた。各種の日米密約をはじめ、戦後の日本の陰の部分を形作る多くにタッチしたといわれる。総理退任後も大磯別邸に総理室との直通電話を敷き、いわゆる実力者として多くの政治事件にかかわったと言われています。  一部では戦後復興の大物総理としてもてはやされている向きもあるようですが?私にはその間の「自衛隊指揮権密約」をはじめ今も残る多くの日米(不平等)密約などで「戦後の日本の『アメリカのポチ』化を進めた人」という認識のほうが大きかったりしますね?(失礼)

 でも、観光地としては有名どころ、初の訪問ということで、興味深く見させていただきました。
 庭も含めると「大磯城山公園」という公園の多くを占める広壮な邸宅でした。
 な、何と借景に富士山まで取り込んだ素晴らしい庭!!
 ただこの「旧世吉田邸」、2009年(平成21年)3月火災のため全焼、3年後に再建されたものというのには、当時のニュースを知らなかった私には驚きかつ残念でもありました。  

 

以下次へ続く