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はじめての香港5日間の旅3・マカオマカオ

マカオと香港

 5日間ツアーの3日目はマカオツアーです。少し高いだけで、4日間ツアーとのこの差は「もうけた」と感じました。

 香港とマカオ(澳門・おうぶん)は中国の南部、珠江(しゅこう)という川の河口の東西にある、まるで兄弟みたいな都市です。
 珠江は中国第4の大河で、亜熱帯にあるせいで水量は多く、中国で揚子江に次ぎ2番目の流量を誇っています。そのせいか河口は大きな三角州になっています。
 その河口にある香港とマカオがともに中国では特別行政区として、現在ではまるで外国のような位置にあるのも歴史的背景とはいえ不思議なことです。緯度では両方とも、台湾のほぼ南端にあたるようです。
 人口は香港が800万人近いのにくらべ、マカオは70数万人と、ほぼ10分の1です。

高速船で1時間、そして歴史が!!

 香港からマカオへは、高速船で約1時間でした。写真では小さく見えますが中は広く、大きな船でした。私はホバークラフトかと思ったのですが、どうなんでしょうね?高速ジェット船とは?私たちはこの船に乗って、珠江の河口を横切り、香港とマカオを往復しました。

 まず行ったのは、マカオ歴史地区のメイン、「聖ポール天主堂跡」でした。これはなんでも日本人の職人の手による建築だとうかがいました。石組みのされかたなど、とても精緻な建築技術がつかわれているのだそうです。江戸時代初期、当時のお城の建築技術が使われたのでしょうか?

セナド広場から古いお寺さんへ

 その後「聖ドミンゴ教会」「セナド広場」と回りました。セナド広場はマカオの官庁街ですが、さすが日本の中堅都市並みの地域です、とても落ち着いた雰囲気でした。

 そして媽閣廟(マーコミュー)です。ここもお寺さんですが、阿媽という海の神様が祀られ、香港と同じように道教と仏教の混合なように思いました。例の渦巻線香もありました。

キャー、人が目の前を落ちてゆく・・

 次はマカオタワーです。338mのこの塔。高さよりも危険な遊び?で有名なようでした。私など、足元のガラスで透けたのを見るだけで、前に進めず硬直状態!!。それなのに、頂上近くの62階からのバンジージャンプと、柵のない外周を歩く・・・。
 もちろん命綱付きですけど。すぐ下の階で目の前をバンジージャンプの人が落ちてゆくのを見ましたが、ちょっと不思議な感じでしたね。でも、バンジー6万円、外歩き2万円と聞いては、物好きも・・・、あ、いや、勇気ある若者もいるもんだと。

ここを押すと動画が見えるかな?

最後は今問題のカジノでした

 マカオの最後は今日本でも安倍政権が推進しているカジノの見学でした。
 私など勝負弱い?こともあって、博打など論外なんですけどね。どちらかというと70年代の美濃部革新都政の公営ギャンブル廃止に喝采を送った組なんです。ま、勝っても不労所得ですし、負ければ悲しい気持ちしか残らない・・・。ギャンブルみたいなものが人類の歴史にはびこっているのがそもそも嫌なんです。

 それがこのマカオはカジノこそが主要産業?なんだそうです。マカオには今、巨大カジノ+ホテル+巨大ショッピング施設という複合施設(こう言うといかにもいいみたいですけど?)が8カ所あり、建築中を含めて11カ所になるとか。中国の大金持ち相手に稼いで納税している。そしてマカオの発展の原動力になっている・・・とか。福祉もできてマカオは人口が70万人から、どんどん増えている・・・だそうです。誰かさんはその最後の部分だけ聞いて?「良い」と言っているんでしょうね。

 有名なベネツァンホテルに案内されました。1階のカジノは撮影禁止でしたので、2階のショッピングゾーンへ。あれっ、青空だ!川も流れていて、ゴンドラが??でも、あの空の斑点は何だろう?まさかUFO??  でもお店はみんな高級品ばかりのようです。ホテルも含めてどこも私には縁のない世界ですね。  というわけでマカオレポートはこのくらいで。


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はじめての香港5日間の旅 目次
  1. はじめての香港5日間の旅1 岡山空港から4時間半・香港市内観光とショッピング・さすが元英国領・2階だて路面電車・アバディーン・香港の原住民のこと
  2. はじめての香港5日間の旅2 スタンレーマーケット・尖沙咀時計台と1881ヘリテージ・お寺さん(天后廟)と市場・シンフォニーオブライツ
  3. はじめての香港5日間の旅3・マカオ マカオと香港、高速船で1時間そして歴史が、セナド広場から古いお寺さんへ、キャー、人が目の前を落ちてゆく、最後は今問題のカジノでした
  4. はじめての香港5日間の旅4・完結編 ビクトリアピーク、公共住宅博物館、スカイ100展望台