5日間ツアーの3日目、マカオから帰って、いよいよ「百万ドルの夜景」と評されたビクトリアピークでの夜景観賞です。
香港島の中央の山というより丘(552m)の頂上より少し下がった所から、北側の香港中心部、そして海峡向かいの九龍を眺めるというものです。登山電車のようなもので上がりました。景色は、ま、こんなものでしょうね!!下りはバスが迎えに来ていました。
そしてツアー4日目、期待に反してこの日は終日自由行動でした。あ、勿論案内には「オプション・香港ディズニーランド日帰り観光・17、400円」があるのですが、私たちはパス!ガイドの「ヨウ」さんの案内で公共住宅博物館とスカイ100展望台へ。
イギリスからの返還以降、人口が増え続ける香港。もちろん中国からの人々が多いのですが、以前から深刻だった住宅不足はかなりのものになっているようです。何でも収入の半分が住宅費に消えていくのが普通だとか????その上に、地震はないけど火事はつきもので、度々大火に襲われているといいます。
今回は九龍地区の古い公共住宅が歴史博物館になっているのを見学しました。

石硤尾という地区で、広大なスラム街が拡がっていた地区が、1950年代の大火のあと、公共住宅が整備されてきた様子が年代順に展示されていました。
1950年代から2000年代までの移り変わりは興味深かったです。庶民の家の台所などの施設の移り変わりは、まるで日本と同じものも多く、懐かしかったり不思議がったり・・・。
80年代末以降は、公共住宅もY字型の超高層ビルに建て替わっていっていて、地震のない国はいいな~などと思ったり、土地が狭い国ならではだなーとも思ったり。
で、公共住宅の重要度がますます上がっているそうです。
続いて九龍地区のスカイ100展望台です。お上りさんはどこへ行っても「高上り」が好きですねー、なんて言わないでくださいよ。其の通りなんですから。でも怖がったりして・・。100階393mのビルの上からの眺めです。
最近の香港も中国の御多分に漏れず、スモッグが酷く景色も煙っていました。で、対岸は展示してあった天気が良い時の写真も拝借・・・。おっと、最後はいたずらで閉めさせていただき、この香港レポート、終わりにします。