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翌日は飛行機でカトマンズ入り。ちょっとしたアクシデントでカトマンズの宿が変更になった。マサミさんはこの宿変更にすごく悩んだ様子。でも日本人客関連での事件でやむをえなかったようだ。最後の宿くらい好いところでという目論見が変わってしまったと。しかし幸か不幸か今回もタメル地区に近い「ハラティーホテル」(写真)。中級なのだろうか?。でも部屋にはまだ暖房が無く朝方は寒かった。一行には疲れでダウン寸前の人が続出。私も歳?のため正露丸のお世話になったが、事なきを得ている。OY夫人が一番の重症のようで、今朝も寝込んだままだそうだ。 早朝にS夫人とホテルを抜け出し、南のダルバール広場一帯を散策。ネパールの旧王宮一帯だそうだ。たくさんのお寺があり、人々でいっぱいだった。早速「私公認のガイド。400ルピーね。」と日本語が聞こえてくる。「200にならない?OK?」などと値切ってしまうが結局契約。それがよかったのか悪かったのか??。
まず「ここ、生き神様。クマリに会おう」という。付いていったが「今お茶中だからあとで。」と。最後に再訪。ガイドの呼びかけに応えて化粧した少女が左写真の上の窓からちらりと顔を出す。ガイド本に「つまらなさそうに顔を出す」と書いてあるとおりだ。しかしガイドを雇わなかったらこれは見えなかったようで、良かった。 早朝から人であふれかえっているのだが、この物売りのしつこさはどうだ。買うまで同じ物売りがつきまとう。とうとう土産を買ってしまった。値切ったのだがまだ高かったのかどうか。布に手書きしたマンダラをはじめ、いい思い出になったのでまあいいか。 「ホコリと喧騒のカトマンズ」というそうだ。たしかにすごい。初日に着いたとき、たちまち鼻をやられて、ティッシュが手放せなくなったことがあった。今日はもう慣れたが、それでもひどい。朝、起き抜けに窓から見た通りは、ゴミでいっぱいだった。ところが散歩の時刻には片付いている。さすがに首都。清掃人がいるらしい。しかしゴミ箱らしいものはなく、みんなゴミは捨て放題。唾は吐き放題。あまり住みたくないところではある。でも人々の人懐っこさは特別だ。「ナマステ」と手を合わせると、たちまち笑顔で「ナマステ」が帰ってくる。ただあまり乱発していると買う人と間違えられて怖いが。コブラを操っていたインド商人をカメラにおさめたところ、お金をよこせとしつこく追っかけられた。「私も商売」というわけだ。インドほどではないと言うがすごい街である。 昼食は日本料理店で、というわけで繁華街の「おふくろの味」へ。日本の平かなでそう書いてある。カツどんから寿司まで何でも。気分でしょうが焼きを食べたがまずますであった。お寿司は美味しかったそうだ。日本の本も置いてあり、トレッキングでこの国を訪れ、1ヶ月以上滞在している日本人には絶好のポイントだろう。
最後の夜はゴダール氏の伯父さんの家で、夕食方々飛行機への時間待ち。時間があったので、元気な仲間たちと散歩に。1時間あまり歩いて古い寺院の「スワヤンブナート」へ。疲れたと休んでいたOY夫人もよろよろ?と参加、がんばった。
伯父さん家(ち)の夕食、心のこもったネパール料理は美味しかったのであるが、なにしろ疲れがたまって食欲が無く、半分以上残すと言う不礼を働いてしまった。この場を通じてのお詫び、おそらく通じないかも。
PS:帰宅後、荷物の中にデジカメのメモリーが無い・・・と慌てた。せっかく撮ったのに記事が書けない・・・。半分あきらめかけた2日後、何回目かの捜索で奥の奥から見つかってホッと。この記事になったのである。しかしネパールはいいところです。棚田ファンにとどまらず、ぜひ日本の観光好きの皆様に一度は、あ、いや度々行って見ていただきたいところでした。 PS2:おっとこれを書き残してしまいました。ネパールは美女の国です。街中も田舎も、ほとんどの女性が美しい。ミドリの黒髪につぶらな瞳。そしてすれてない・・・。日本に連れてくればみんな評判の美人です。私が相変わらずところ嫌わず声をかけていると、同行のご婦人たちから「またしょうこりもなく・・」と袖を引かれる毎日だったことを最後に自白して校を閉じるのですが、日本の独身男性の皆様、ぜひ一度ネパールへ・・(まったく性懲りも無く・・、あ、失礼しました)。 PS3:今ネパールは王様のクーデターで、言論の自由も危機にさらされているようです。世界で唯一の「毛沢東派」というゲリラがいる一方、カトマンズでは民主派共産党が半分近い支持を集めているとか。現実に私も旅の途中で「コミュニズム・・」という問いかけをうけ、「ジャパニーズ・コミュニスト・パーティー イズ デモクラティック」とあやしげな英語をあやつって、友好交流をする機会に恵まれたことをも報告しておきたいと思います。
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