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宇和島のあとは、佐多岬半島へと車をはしらせました。えっ、そんなところに四国霊場はないですって!。そうなんです。でも四国ボケ封じ観音霊場17番法通寺があるのです。宇和島から宇和町、さらに八幡浜市をぬけて、やっとたどりつきました。
真新しいお寺さんです。本堂へ参拝して納経を求めると「観音さんは裏山です」とのお話。ではとお寺の横から山道をあがりました。道々石仏四国霊場が祀ってあります。そして写真のボケ封じ観音さんは、伊方湾が一望に出来るとても眺めの良い場所にありました。
実は四国の原子力発電所、伊方原発をまだ見ていなかったものですから、それもここへ来た理由なのです。お寺さんから西へすぐのところでした。山の上を走る国道に「伊方きらら館」という道の駅があり、そこの屋上から伊方原発が一望できました。気づいたのですが、これは瀬戸内側です。内海が放射能汚染されるようなことがおこらねばいいのですけどね。ちょっと心配です。もちろん外海ならいいというわけではありませんが。
このお寺さん、さすが大きなお寺なのですが、やはり四国ボケ防止観音霊場18番をも兼ねていました。 大洲市へ目指して東へと下山したのですが、道が4本くらいあり、ちゃんとしたところへ下りようと思うと大変に気を使いました。 ![]() ![]()
昔のこことはいえ、今やホームレスの人たちが多い時代。「橋の下くらいで一夜が十夜とは?」などとも考えたのですが、さてどうなんでしょうね?。さすがに当時は今のような立派な橋でもなかったのでしょうけど。「経験も無いお前が言うな」ですって!ごもっとも。 ![]() ![]() この日は、大洲市を通り抜け、さらに西へ。山中に分け入って、国道33号線のほとり、「道の駅みかわ(美川)」で一夜を過ごしました。高知・愛媛の県境に近い山中ですが、高校生がキャンプしていたり、ライダーが集まっていたり、なかなかにぎやかな道の駅でした。
まずは四国45番岩屋寺です。「道の駅みかわ」から北へ9キロばかり。駐車場から山道をさらに20分ばかり上がりました。
少し上がったところに、古岩屋という同じような地形をした場所もありました。
そこにあるのが四国44番大宝寺です。ここも山中の落ち着いた雰囲気のお寺さんで、いつまでもたたずんでいたい・・としばし落ち着かせていただきました。(2007,10) ![]() ![]()
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