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松山市北部。四国霊場2ヶ寺

珍しいキリシタン灯篭・四国53番霊場

 次は今回初めての四国霊場53番円明寺です。さすがに四国霊場だけに人も多く、バスも来ていました。連休中はツアーバスはほとんど無いのですが、「日曜遍路」という名のツアーです。納経所には3人が並び、せっせと署名朱印の真っ最中でした。
 少し奥まったところにキリシタン灯篭があり、珍しかったです。この像はいかにも「マリア観音」と呼ぶにふさわしい姿をしていました。
 帰りに、重要文化財八脚門の横で、ご婦人が接待をされていました。見ると、パン2個、バナナ2本にお茶1本の豪華版、ありがとうございました。感謝!!

木造建築では県下最大の本堂

松山地区最後は、四国52番太山寺です。53番から門前の道をまっすぐ西進したところにありました。車を置いて参道を山へ500mくらい歩きます。つつじがきれいです。
 本堂が大きく立派だと思っていたら、1305年のもので国宝だそうです。木造では県下最大のもので、「鎌倉時代特有の雄大豪壮なものである」と説明が書いてありました。

 これで松山平野のお寺さんは終わりです。あとは今治になるのですが、途中約40キロ、北条などには著名なお寺さんはないのでしょうか?とにかく今回巡っている「四国88」「四国別格」「四国観音」のなかにでは空白の地域のようでした。(2008,5)

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