「遊放ぶらり旅」のページへ戻る
岡山空港から台湾へ3
古都「台南」は、孔子廟と赤カン楼
鄭成功の名が!

台湾最古の孔子廟

 続いては台南(タイナン)でした。台湾で最初に首府が置かれた町だそうで、日本で言えば京都にあたるとか。  まずは「孔子廟」でした。あの孔子様です。紀元前500年ごろ、今から2500年前、中国春秋時代の偉大な思想家を祀ったところでした。で、1665年創立。台湾で最古の孔子廟だそうです。
 「ここは元海でした。」という説明通り、海岸に育つ大木が出迎えてくれました。

鄭成功は台湾独立の象徴でした

 次に訪れたのは、「赤カン楼(チーカンロウ)」というところでした。1653年に当時台湾を支配したオランダ人が防衛拠点として築いたものだそうです。
 その後あの「鄭成功」が攻め落として、台湾独立の拠点「東都承天府」としたところだということです。
 「鄭成功」懐かしい名前です。私には「中国で『明』が滅んだとき、最後まで『清』に抵抗して、ついには台湾まで逃げた人。」という印象と、
 えっ「国姓爺合戦」の主人公だって、そういえば子供のころそんな物語を読んだことがあったっけ??。
 ところがこの人、その後『清』に統一されたとはいえ、台湾が最初に漢民族のものになった「時の人」として台湾では超人気の人らしいのです。
 でも、この「赤カン楼」、お城と呼ぶには写真のようにあまりにも小さい拠点ですね。写真右のように、オランダ人が鄭成功に降伏に来た時の銅像までありました。台湾が初めて台湾になったときです。

1の目次へ帰る 2へ帰る 4へ進む