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岡山空港から台湾へ 5
新幹線でようやく台北へ
故宮博物館と、「九フン(元金鉱山街)」観光へ

おっ、懐かしの?新幹線ではありませんか

 三日目は高雄から台中までバスで移動した後、高速鉄道(日本の新幹線がそのまま輸出されていました)一気に台北へ。なんと午前中に台湾を南から北まで縦断します。お昼はお弁当。

駆け足だった故宮博物館

 台北の名所「故宮博物館」。世界四大博物館だそうですが、私には戦争に負けた蒋介石が、北京の歴代皇帝の宝物を故宮から盗んで、軍艦に積んで台湾まで運んできたものという印象はぬぐえません。
 想像通り、大きな宝物はなく、小品ばかりでしたが、さすがに中国4千年の歴史です。珍しいものがわんさかとありました。

 でも、一日かけてみて回りたいところを、90分間の駆け足観光。わずかに「写真撮影自由」がありがたかったです。

昔の金鉱山街の賑わいの後・九フン観光

 最後は「九フン(ニンベンに分)」という台北の東側、東シナ海が見られる山の中に案内されました。かって家が9軒しかなかったことから付いた名前だそうですが、なんと戦前に金鉱山の街として賑わい、一次は3万人の人口を数えたところだそうです。当時の繁華街が残り、一大観光地となっていました。
 雨の中でしたが、大勢の人でした。中央に長い石段が続き、その周りに土産物屋が立ち並ぶ・・・。それを取り巻くようにアーケード街やバス道が通じています。

 でも、でもー。もうとっぷりと日の暮れた雨の中。連日の強行軍でお疲れの私たち二人。ツアーのみなさんは人ごみに混ざって観光に精出している所、近くの「九戸茶語」という風情溢れた喫茶店(レストラン)を見つけて、早速ダウン。ゆっくりと休ませていただきました。
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